我が家は年末年始というものがありません。
いや、一応年賀状書いたり、おもちを作ったり、お歳暮を贈ったりしますが。
親戚のどこかの家に年始のご挨拶に行くということも無ければ、うちに誰かが来るという事もない。
おせち料理も作りません。
変わっていますかね?
じゃ、どんな風に過ごすのかと言われると、
年末は、簡単に掃除をして、おもちをついて、お歳暮を贈って、年賀状を作成しておわり。
三元日は、毎年恒例の駅伝を立て続けにずっと見ています。
で、駅伝を見ながら年賀状をチェックして、
まだ年賀状を出していないところには、年賀状を作成して、
駅伝に感化されるように
普段は車で行く郵便局に、わざわざ自転車で行ったりします。
それ以外は、他の日と何ら変わりありません。
よく、高速道路の渋滞が○キロというニュースを聞きますが、
我が家には全く関係ない話。
だって出かけないし。
ニュースを見ながら、人ごとのように
「運転手の人は大変だよね~」とか「トイレとかどうするのかな?」とか
他愛もない話をしています。
また、うちの近くに高速道路が走っているので、それを見ながら
「今年も混んでいるね~」とか「あれじゃ、高速じゃないよね?」
なんて家族で話をのんびりとしています。
昔は、休みの時に家族でどこか旅行に行く年末年始に憧れていましたが、
大人になった今は、のんびりできて、普段と変わらない生活が出来るのが
一番いいと思うようになりました。
平穏無事が一番良いですね。

何事もない街の風景

仕事復帰

数年前、テレビの生中継中に起こった事故で、四肢に麻痺が残った男性アナウンサーが仕事復帰したそうだ。
この事故は、近年最大の衝撃的な放送事故と言われている。
動画サイトで見たことがあるが、ひょんな事から起こったことなので、まさかこれでケガをするだなんて、と印象を受けた。

九州のローカル局の情報番組での中継コーナーで、明るいなごやかな雰囲気だった。
男性アナウンサーがぬかるんだ干潟で尻相撲をしているときに、頭から滑ってしまい、干潟に埋まるくらいの勢いで転倒してしまった。

バラエティで言うところのいわゆる”お決まり”の転倒だったので、周囲はその流れに手を叩いて笑っていたが、徐々に事態の深刻さに気がつき、中継が打ち切られた。
コンクリートに頭を打ち付けたわけではないが、転倒した場所が悪かったために、この小さな事故が大きな障害を残すこととなってしまった。

あのアナウンサーはどうなったのか、と話題になっていたが、実に3年以上のリハビリを経て、現場復帰したことで、仕事魂がすごいと再び話題になっている。
腕を30cm上げることに1年以上かかったようで、いかに過酷なリハビリだったかがうかがえる。

捻挫や傷を負っただけでも痛いし、作業できないと思ってしまう私だが、こういった方の体験談を聞くと、いかに自分の生命力が弱いか考えさせられる。
また、仕事への情熱を絶やすことなく、同じテレビ局でアナウンサーとして伝える仕事を辞めなかった姿勢はすばらしい。

この事故を知ってから、生活の中でもありうる転倒などを甘くみてはいけないと心を引き締めている。