心を亡くす忙しい者たち
朝起きるのが辛くなってきた季節。
布団の中が、とても気持ちがいいので、二度寝が常習化しているのが、ちょっと気になってしまう。
すっきりと起きるコツは何だろうか?
眠りが浅いというわけでもないので、体調は悪くないが、単に惰眠を貪っているに過ぎないのかもしれない。
世の中は慌ただしく動いているのに、何とも贅沢な悩みである。
もはや悩みと言ってまうのも、おこがましいレベルで恥ずかしい気もする。
さて今日は何をしようか。
無計画に過ごすのも人生の中で少しはあってもいいと思うのは私だけか。
世の中には「忙しい忙しい」といつも言っている人がいるが、まさしく字の如く、そういう人は「心を亡くして」しまっていることが多い。
忙しい自慢は、セルフマネジメント能力の不足では無いのか。
本当に忙しい人は、「忙しい」という時間が惜しいかのように、次々とスケジュールをこなしていくし、たくさん働く。
残業がどうのこうの言うようでは、経営者にはなれないとも言われた。
とある有名なコンサルティング会社の社長は、朝の四時に目覚めて、一時間後には出社の準備をし、迎えの専用車で役員からの報告を聞きながら社長室に向かうという。
まず、働くことに対する意識レベルと覚悟が違う。
働いている者と働かされている者の違いが如実にわかったので、この社長が書いた本を読んでみたい。