ネット黎明期

私はインターネット歴が長い。
最古参とは言えないが、かなり初期からインターネットの世界に入り込んでいた。
15年以上も前のまだ中学生だった頃にインターネットに初めて触れた。
父親が会社で長い間パソコンを使う仕事をしていたということもあって、そういったことには詳しかったのだ。

今考えると当時のネット世界の状況は、整備されていない街や道路があり、また秘密基地のようなものがあり、子供にとってはワクワクするものであった。
とりわけ、離れた人と交流ができるというところが最大のおもしろさだった。
学校と家との往復で知り合い人間の数はたかが知れているが、パソコン画面を通せば、東京に住んでいる人、海外在住の日本人、外国人、色んな人が毎日代わる代わる現れた。
楽しくないわけがない。
当時のネット環境からいって、動画や音声のやり取りは難しく、主に文章のやり取りになるわけだが、知らない人同士が大勢で、遠隔で話をするのは何時間やっても飽きなかった。
そんな風に毎日楽しんでいると、学校でインターネットをやっている友達ができた。
1人は女の子で1人は男の子だ。
女の子の方は、学年で一番頭が良く、その後家族で海外に移住したような子なのだが、タイピングが異常に速く学校のパソコンの授業で、先生に驚かれていた。
もう1人の男の子は自分でホームページを一から作れる技術を持っており、私も教えてもらった。
3人で、自宅に戻ってから何度もネットの世界で語り合った。
その当時の風潮なのだが、リアルな学校の話とかをするのではなく、少しファンタジックな、新しい世界に住んでいるような設定の話を好んでしていた。
そこから2年もすれば一般の人達もインターネットをするようになり、自分も高校生になり、インターネットばかりやるということはできなくなったが、今でもあの頃の新しい世界にワクワクした思い出は忘れられない。

ネットにつながるデバイスたち

モバイル端末の進化について

古くはポケベル、PDA、電子手帳の時代から、PHS、ガラケー、スマートフォン、タブレットと、自身が所有する端末が変化していきました。過去の端末はそれぞれ思い入れのある物ばかりで、データを初期化していない端末を久々に立ち上げると、昔の情報が出てきて、とても懐かしくおもえるアイテムになります。

なのでどれも処分できずに持ち続けているため、興味のない家族からしてはゴミ同然の代物になっています。新しもの好きな性格なので、やめられないですし、それを認めてもらうつもりでもないので、結局は自己満足なだけですね。その中でも一番インパクトがあったのは、PHSで就職してすぐに買ったのですが、親指2本ほどのサイズでしっかり電話として使えたのが感動でした。

自分自身ITにたずさわる人間であり、この仕事のタイトルを見てどのような内容かと興味本意で回答していますか、この先、新たな革新的なデバイスは出ないと思います。
iPhoneが出たときの衝撃と同等のインパクトは、50年に一度の産物でしょうし、現在のスマホの進化が止まって見えています。

タブレットはPCとの垣根も無くなってきており、あとは家電との更なる融合としてIoTの推進化が進められていくでしょう。自身もシステム屋なのでその辺興味があるところでありますが、いかんせん古い人間なので新領域への進出は躊躇しがちです。ですが、本を片手に携帯アプリの開発もしてみたりするので、今後のモバイル端末で有効利用されるアプリが作れればと遠い未来を夢見ています。

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