スポーツジムのこと
いっとき、大学生をしているときにスポーツジムへ通っていたことがあるのですが、あの時の生活はすばらしかったです。
初めは、少し運動するだけ、と思って入会したのですけれど、運動すればするだけ段々他の器具にまで興味が出てきて、全然鍛える気のない部分まで鍛えてました。
その結果、体格は多少よくなったのです。しかし、そこまで行くとトコトンやってみたくなり、起きる時間を早めたり、食生活を改めたり、栄養剤を運動前に飲んでみたり、しました。
体はギュッと引き締まって、自分で見ても格好良くなっていたと思います。
食生活が一番大事だと感じました。
食生活一つで、体はガラッと変わる気がします。
ジムに通っていたときは、肉をたくさん食べて、野菜はさらにその三倍ほど食べていました。すると、それまで、お世辞にも痩せていたとは言えない僕の腹が徐々にひっこんでいったのです。
筋トレしていたせいもあると思いますが、この食生活をしていなければ、もう少しひっこむのに時間がかかったでしょう。
ジムを辞めた今では、その腹も、そこそこたくましかった体幹も、無残に見る影もなくなっているんですけどね。
またスポーツジム通い始めようかなあ。でも色々お金もかかるし、今はあの時みたいに時間がないんですよね。
やり始めたらトコトンやる性格ですし、時期を見ましょうか。
でも一度後に伸ばすと、そのままずるずるといっちゃって、結局やらないで終わることってよくあるんだよなぁ。
ランニングのこと
どうやってもランニングの距離が伸びない。
いくら毎日走っても、どうしてもほぼ同じ距離で疲れる。
走っている間中、いつやめるか、いつ歩くかということを考えている始末である。
どこか使っている筋肉を間違えているのだろうか。
足はもっと高く上げるべきか、身体が後ろに反っているのだろうか、それとも呼吸が間違っている?
インナーマッスルをもっときたえなくてはいけないのか、そもそも運動神経が欠落しているのだろうか。
と、色々と悩みながらランニングをしているが、苦しいとき決まって思い出すのはフルマラソンに参加している人たちのことだ。
正直、私は42.195キロなんて走って生還できる気がしない。
小学校のマラソン大会の、たった1キロくらいの距離でさえ口の中が血の味でいっぱいになったくらいだ。
もし本当にフルマラソンなんて走ったら、多分本当にどこかから出血するに違いない。
それなのに、どうして同じ構造であるはずのほかの人間が無事に走っていられるのだろうか。
疑問で仕方がない。
東京で開催されるフルマラソン大会では、お祭り騒ぎなのかおかしな着ぐるみをきた輩がわさわさとカメラに手を振りながら走り(歩き?)過ぎていくではないか。
あんなの被っていたら尚のこと具合が悪くなること請け合いである。
それなのに、なぜ…?
酔狂だからいいのか?
とにかくどんな酔狂な人間でもフルマラソンを走りきることができるのだ、まじめにこつこつ走っていれば、いつか苦しくなくなって距離ものびるはずだ。
そんな風に色々とまた考えては、たった数キロ走っただけで死にそうになっているわが身を励ましている。