ネットオークション

ネットオークションを初めて使ったのは高校生くらいのころだったと思う。
年齢制限があったかどうかも覚えていないし、相当昔のことなので色々と時効ということにしてほしい。

はじめは、ネットでは安く服を手に入れられるということで、ネットオークションを見るようになった。
「フランス製」と謳う服が1000円以下で手に入るということがあり、本当かどうかはわからないが、当時は信じて落札した。
たしか、現金ではなく、商品券でも支払いOKだったから、郵送で送った覚えがある。

その服はたしかに日本にあるような服とはどこか違い、1年か2年は好んで着ていたと思う。
その後、自分でお金を稼いでみようと思い、今度は出品側に回ってみた。
身の回りのいらないものや簡単には手に入らないものを、新しくできた別のオークションサイトに出してみた。

受験勉強に使った教科書や参考書は、次の世代でも使えるだろうと思い受験生とその親御さん向けに出したところ、すぐ買い手がついた。
当時のネットオークションやネットの世界全般的にまだ「整理」がされていなくて、「システム」感や「サービス」感が強くなく、人間同士のコミュニケーションの場という印象が強かった。

そんなこともあって、落札者とは自分で考えた文章で丁寧なやり取りをしたし、こちらの対応に向こうもすごく喜んでくれた。
今では定型文が用意してあるし、お店で買い物をするのと変わらない意識の人が多いだろう。

当時流行っていた玩具付きのお菓子を購入し、レア玩具を一発で当てて数千円で売れたのは嬉しかった思い出だ。
今のネットは整備されすぎていて、当時の面白さはなくなったように思う。
便利さと引換えに。

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