ネット嫌いのインターネット

私はインターネットが嫌いだ。
毎日毎日何時間もインターネット上にいるがインターネットが嫌いである。
時にそのことをネット上のサービスを使って言うこともある。
毎日やっていてもインターネットがなければ…と思う。

私が嫌いな理由は不可逆性にある。
特にインターネット自体が不可逆であるということではないのだが、インターネットは新しい世界をつくってしまった。
世界をつくるということは、新しい生活、文化、制度が出来るといことで、一度そういうものが出来てしまったらなかなか無くなることはない。

一度出来てしまうともう無くならないというものに対して私は非常に嫌悪感を持つ。
昔、それが存在しない時にあった文化、使われていたものが反対に消えていってしまうのだ。
それは悲しい。
昔のものを大事にするタイプの自分にとってはやりきれない思いがある。

私はインターネットに触れたのはすごく早く、色んなサービスの隆盛を見てきたし、ネットを使うことによる新たな可能性の凄さも充分すぎるほどに感じている。
しかし、その一方で古くからされてきた行為や、便利じゃなかったからこそやっていたことなどがどんどん無くなっていったのだ。

そこには情緒や味わいがあり、日本人の好きな「わびさび」が存在する。
何も考えずにどんどん進んでいくように見えるネット世界に嫌気がさしてきたのだ。

もう止められないかもしれないし、自分も周りが使っている以上使わざるを得ないが、そういうことが嫌なのだ。
今や、使わないで生きて行くことはできても、使わないと大きな損をするという状況になってしまっている。
そして、今からネット無しの状況に戻そうということができないくらい拡がってしまった。

インターネットに限らないが、不可逆的な行為についてはもっと慎重になった方がいいと私は思っている。

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